Topless Computing, Bottomless Interface

コンピュータは人間の知的生産=デスクワークを補助する道具として生まれました。黎明期のPCは大きく重かったため、机の上に置いて使う必要がありました。そのためPCはデスクトップと呼ばれていました。その後、情報機器の小型化が進み、現在の私たちは膝の上でラップトップ(ノートPC)を、手のひらでパームトップ(スマートフォン)を使って仕事をすることができています

一方で、私たち人間の生活は、知的生産のみにとどまりません。料理をしたり、掃除をしたり、物を組み立てたり、野山を駆けたり、楽器を弾いたり、バイクに乗ったり。多様な活動をこなして人生を過ごしています。こうした活動の多くは、両手と両足を駆使する必要があり、移動しながら行われることも珍しくありません。そして、デスクトップやラップトップ、パームトップで行う仕事のように、作業のための安定した台座、すなわちトップが用意できないのです。

こうしたトップのない活動に対して、如何にコンピュータは関与できるのだろうか?その模索は、Ubiquitous ComputingやAugmented Reality、Tangible User Interfaceというビジョンのもと、1990年代から連綿と続けられています。少々乱暴ではありますが、これらをまとめてTopless Computingと呼んでおきましょう。現在流行りのHMD型のVRもまた、トップレスの1つと言って良いでしょう。

トップレスの時代においても、私たちがコンピュータと接するためには、インタフェースが必要です。しかしトップレスの環境には、キーボードやマウスを置く安定した台座がないのです。そこで必要となるのは、台座を必要としない、ボトムレスなインタフェースなのかもしれません。

むきだし(Topless)の時代に、底知れない(Bottomless)可能性を。こうして生まれたプロトタイプが、空中にフォースフィードバックを作るジョイスティック・Bottomless Joystickです。


Bottomless Joystick

We propose a physical interface called a "Bottomless Joystick" for mid-air interaction in this Virtual Reality era.

A conventional joystick is suitable for desktop gaming, especially flight simulations. However, it cannot be used in mid-air because it requires a bottom to mount on the surface. On the other hand, the mid-air interaction device is subject to increasing demand due to the recent VR goggle boom.

We therefore developed a Bottomless Joystick that can represent a conventional joystick function in mid-air. By utilizing two servomotors and a counterweight, our device reproduces various force feedbacks such as the heaviness of the joystick and the gun effect.


Activities

2016/12/05-08: ACM SIGGRAPH Asia 2016 Emerging Technologies, Venetian Hotel Macau, Macao.

 

This research is supported by the National Research Foundation of the government of Singapore under a funding initiative from the Interactive Digital Media Programme Office.

 

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